全国各地に在籍する会員・子どもたちの学習指導や受験サポートにあたる、CbyEDTECH・オンラインスクールのサポートメンバー、講師をご紹介!
今回は、Ryukiに、Mariがインタビュー。
Ryuki(リュウキ)
CbyEDTECH・理系講師
2022年に名古屋工業大学創造工学教育課程に入学。
学部4年間と博士課程前期を接続した6年一貫の課程で、あらゆる分野で幅広く活躍できるエンジニアを目指す。
熱エネルギーについて学び、車から出る排熱をエネルギーに変え、車の燃費をよくしたいと考えている。
山本真梨(ヤマモト マリ)
㈱CbyEDTECH 代表
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Mari:かつてはCbyEDTECHの塾生だったRyukくんと、現在はこうして一緒に仕事をするというのは、なんだか感慨深いものがありますね。
まだ私がオンラインではなくスクーリングの個別指導塾をやっていた頃からのお付き合いなので、もうかれこれ7~8年になりますね。
Ryuki:はい。サッカーに明け暮れ、勉強を疎かにしてよく叱られたことや、怪我でちゃんと歩けなかったのに、どうしても夏合宿に行きたくて、松葉づえをつきながら参加したりしたことを、今でもよく覚えています。(笑)
Mari:そんな時代があったからこそ、今の生徒たちに自分の経験を踏まえアドバイスしてくれていることに、とても感謝しています。
今となっては国立大の立派な大学生となりましたが、大学ではどんな勉強をしているのですか?
Ryuki:大学では、熱エネルギー分野について深く学んでいきたいので、その導入部分の講義をうけています。材料機能分野として、たとえば金属の強度や展性などを学び、大学3年までは工業全般に関わる基礎知識を身に着けています。
Mari:熱エネルギーは今の社会では具体的にどのような場面で活用されているのですか?
Ryuki:具体的には、車から出る排熱をエネルギーに変え、車の燃費をよくしたいと考えています。熱エネルギーの変換効率を上げることで、二酸化炭素の排出量を減らせるんです。
Mari:二酸化炭素の排出量を減らせると…。
Ryuki:はい。地球温暖化対策に大きく貢献できるはずです。このような形で将来、社会に貢献できる人間になりたいと考えています。
Mari:仕事を通じて社会に貢献したい、というのはすばらしいですね。
勉強以外の学生生活についても教えてください。現在は親元を離れた一人暮らしはどのようですか?
Ryuki:はい。節約も兼ね、こう見えてちゃんと自炊もしています。
Mari:不器用なRyukiくんを良く知っているので、大変興味深いですね!どんな料理を作るのですか?
Ryuki:炒飯を作ることが一番多いです。楽だし、時間がなくてもすぐ作れるので。あと、気合が入ってる時はすき焼きを作ったりしています。
Mari:おいしそう!すごいですね。一人暮らしを楽しんでいるようです。
逆に何か困ることや大変なことはありますか?
Ryuki:そうですね、身の回りの事をすべてやらないといけないのは大変です。でも、親の苦労を知ることができたのはとても勉強になりました。
Mari:立場が変わることで新しく見えてくるものがありますよね。それもまたひとつの成長なのでしょうね。
ところで、高校ではサッカー部で一生懸命励んでいたのを思い出しますが、あのときの経験も、今何か役立っていることはありますか?
Ryuki:サッカーは小学校から始めて、中学・高校とずっと続けていました。ポジションは左サイドバックです。サッカーを通じて仲間の大切さを学ぶことができました。
地元を離れて、大学で新しい友人関係を築けるのも、サッカーを通じて仲間とのコミュニケーションや、思いやり助け合うということを経験できたからかもしれません。
Mari:スポーツ以外の趣味は何かありますか?
Ryuki:マンガを読むことが好きです。特に『ハイキュー』『ONE PIECE』『NARUTO』なんかが好きです。ジャンプ系の漫画は基本、全部読んでいます。
Mari:マンガ好きの生徒たちと、随分話が合いそうですね。
では、弊社の仕事や教育関連の仕事に興味を持つようになったきっかけを教えてください。
Ryuki:下に妹がいて勉強を教えることが多かったので興味を持ちました。
Mari:Ryukiくんが実際に仕事をする中で、印象に残っていることや、やりがいを感じたことにはどんなことがありましたか?
Ryuki:一番うれしいのは、教えたときにちゃんと理解してくれた時ですね。小学生の女の子に算数を教えた時、理解してくれたのがはっきりと伝わって、「ああ、良かった!」と思いました。
Mari:確かに「わかった!」という瞬間は、みんないい表情になりますよね。
Ryuki:自分は大学受験で納得のいく大学の合格がつかみ取れず、浪人しています。
今考えると、焦るタイミングが遅かったのが原因だと思います。直前になって、「わ~、やばい!」と焦ってやり始めるのですが、ちょっと遅すぎたんだと思います。
Mari:現役受験生のときと比べて浪人時代はどうでしたか?
Ryuki:毎日がとてもつらかったです。友達にも会えないし、息抜きの時間もほとんどなくて…。でも、その1年があったおかげで、無事、国立に受かることができました。
Mari:ただの合格ではなく、難関大合格ですから、本当に頑張りましたね!
自分がした勉強で、効果的だった方法や問題集などを教えてもらえますか?
Ryuki:英語は『英単語ターゲット1900』です。自分は暗記が苦手だったので、スキマ時間にできる『ターゲット』はとても助かりました。
数学は『チャート式』シリーズです。チャートは解説が丁寧に書いてあるのでとても便利でした。
物理は『良問の風 物理』です。『良問の風』は、物理でやっておくべき問題が網羅されており、繰り返しやることで確かな実力がつきます。
Mari:自分に合った参考書をきちんと見つけられたことで、勉強が円滑かつ効率的に進んだのでしょう。
Ryukiくんの好きな言葉やモットーはありますか?
Ryuki:自分の好きな言葉は「継続は力なり」です。勉強は、やればすぐに良い結果が出るものではありません。それでも諦めないで継続すれば、きっと良い結果につながると思います。
Mari:まさにその「継続は力なり」の精神で大学合格も勝ち取ったのですね。
最後に、生徒たちに一言お願いします。
Ryuki:勉強はつらいですが、乗り越えた時の達成感はサイコーなので一緒に頑張りましょう!
Mari:CbyEDTECHで失敗も成功も、様々な経験を摘んだRyukiくんのリアル経験者の声が、生徒たちの心に響くといいですね。これからも先輩として生徒たちのサポートを、よろしくお願いしますね。