全国各地に在籍する会員・子どもたちの学習指導や受験サポートにあたる、CbyEDTECH・オンラインスクールのサポートメンバー、講師をご紹介!
今回は、Serinaに、Mariがインタビューしました。
Serina(セリナ)
Cby EDTECH・文系講師
中学1年から高校3年までの6年間、CbyEDTECHの生徒として勉学に励み、見事現役で東洋大学に合格。
社会学部社会科に在籍し、社会が抱える課題を深く学び、将来はその社会課題に、ヒトを巻き込み皆で解決に向かえる社会を実現したいと考える。
最近ハマっているのは、韓国のアイドルグループNewJeansnoの推し活や、旅行に行くこと。
山本真梨(ヤマモト マリ)
(株)CbyEDTECH代表
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Mari:Serinaさんは現在大学2年生ですが、大学ではどのようなことを学んでいますか?
Serina:大学では社会学を専攻しています。社会学は、「社会の当たり前を疑う」学問です。
例えば、最近よく耳にする「性別」ですが、かつては「男性」と「女性」という2種類で分けるのが当たり前でした。現在はどちらにも当てはまらない人もいます。
それを理解し、社会の「男女差別」をどのように解決していくかなどを学んだり、考えたりしています。
Mari:ジェンダーレスという考えが浸透してきた現代を象徴するような学びですね。
大学で勉学のほかに取り組んでいることや、趣味などはありますか?
Serina:趣味は音楽を聴いたり、体を動かしたりすることです。
特に体を動かすことが好きなのを活かして、大学ではダンスサークルに所属しています。
発表会などもあり、みんなで練習して、観客の前でダンスを踊り切った時の気持ちよさが大好きです。
Mari:勉強に趣味にと、アクティブに学生生活を楽しんでいるのですね!
充実していることが伝わってきます。
Serina:他にも、春休みには友人と二人で北海道と韓国に旅行に行きました。
とても楽しかったので、これを機にいろいろな場所へ旅行に行ってみたいと思っています。
Mari:楽しいことを見つけ、どんどんチャレンジしていく姿がとても素敵ですね。
そんな中、弊社でもとても熱心にお仕事をしてくださっていて、いつも感謝しています。
Serinaさんが、教育のお仕事に携わろうと思ったきっかけを教えていただけますか?
Serina:私は、もともとCbyEDTECHの塾生で、中学生から高校生までお世話になる中で、ただ勉強を教えてもらうだけでなく、たまに教育に関するイベントが開催されていました。
その時に、「ここは勉強だけじゃない学びがたくさんあり、とても魅力的な塾だな」と感じていました。
教育の形はたくさんあるということを肌で感じることができ、教育に興味を持ち始めたことがきっかけです。
Mari:わたしも長く携わった生徒がCbyEDTECHをよく理解してくれて、このように一緒に仕事をするまでお付き合いが続くことを、とても嬉しく思っています。
お仕事をしていくなかで、やりがいを感じることはありますか?
Serina:生徒から「わかった!」という言葉を聞くことです。
相手にわかりやすく教えるということはとても難しいと、講師の立場になり改めて感じました。
生徒たちにいかに分かりやすく説明するか、飽きない授業をどう展開するかを考えながら授業をしています。
受講している生徒たちに、伝えたいことが伝わったと実感できる時にやりがいを感じます。
Mari:Serinaさん自身が、勉強や受験などで苦労した経験はありますか?
Serina:私は高校受験、大学受験の両方にとても苦労しました。
高校受験では家庭の引っ越しを伴い、静岡県から東京都の入試に挑戦したのですが、希望した合格は得られず、一番行きたかった高校へは進学できませんでした。
その悔しさから、「絶対国立の大学に合格してやる!」と高校1年生から、勉強漬けの日々を過ごしました。
しかし、自分なりには努力したつもりでしたが、3年生の秋頃に目指していた国立大は難しいとわかり、断念することにしました。
Mari:そうでしたね。わたしもあのときのことをよく覚えています。
国立大に合格するには、数学がカギになりますが、その数学で随分苦戦しましたね。
Serina:そうなんです。
国立大学受験には5教科7科目の共通テストが必須で、数学と理科を中心に勉強していたのですが、限られた時間で結果を出すために、私立志望に変更し、社会と英語重視の勉強に切り替えました。
受験まで半年もなかったので、焦る気持ちが強かったです。
その結果、入試前半では立て続けに不合格になってしまって・・・
納得いかない気持ちを「これでいいや」と投げやりな気持ちにしてしまっていました。
そんな時に、母から「本当にこれでいいの?」と聞かれました。
そして、Mariさんの「セリちゃんの集大成はこれでいいの?やりたいことを我慢して過ごしてきた、高校3年間の集大成がこの結果で満足なの?」という厳しい言葉に、胸をえぐられるような気持ちになり、「このままでは終われない!」と思ったのです。
Mari:Serinaさんが頑張ってきていたのは、ずっと見てきたので、私も本人以上に悔しい気持ちがありましたからね。
Serina:落ち込んでいたわたしに、一瞬にして苛立ちや悔しさが沸き上がりました。
これで絶対最後にする!と誓って、中期受験に向けて1週間死に物狂いで勉強し、「合格」という文字を見た時は何よりも嬉しかったです。
Mariさんの言葉がなかったら、私はきっと中期受験をせずモヤモヤした気持ちのまま、大学生になっていたかもしれません。
最後まで諦めず、自分を信じてよかったと心から思いました。
Mari:わたしの言葉の力ではなく、Serinaさんのそれまで積み上げた努力と受験への想いがあったからこそ、その言葉がきちんと響く素養があったのでしょう。
当時の勉強法の中で、効果的だった方法があったら教えてください。
Serina:私が効果的だったなと思う勉強法は、2つあります。
1つ目は、毎日英語に触れることです。
私の場合は、英語を最後の半年ほどで集中して勉強したのですが、単語の暗記に力を入れていました。
単語帳を使って暗記する以外にも、学校で使うテキストや塾で使うテキストの中から、自分の知らない単語にマーカーを引いて意味を調べるということも積極的にやりました。
2つ目は、学校の小テストなどをその場限りにしないことです。
学校の勉強を自分の知識になるように徹底的に頭に叩き込み、小テストを受けた時は必ず復習して、自分のできなかった部分を忘れないようにする工夫をしていました。
Mari:一度学んだことを無駄にしない!という気持ちが伝わってくる勉強法ですね。
間違えた部分にこそフォーカスして、しっかり自分の血肉にできていたんだなと伝わりました。
Serinaさんの好きな言葉やモットーとしていることはなんでしょう。
Serina:「悔しさをバネに変えろ」と「なぜ?を大切に!」です!
高校受験に失敗した時に、母から「悔しさをバネに変えろ」と言われました。すごく心に響いたし、今も自分の支えにしている言葉です。
また、「なぜ?を大切に!」は、Mariさんから私の勉強方法が甘かったときによく言われた言葉です。
小さな違和感でも、なぜこうなるんだろう?と疑問に思い、100%の理解に辿り着くまで考えたり、調べたりする。そうやって、自分で掘り下げて学ぶことの大切さを教えてくれた言葉です。
今でも大学の講義を聞いて、疑問に思ったことを本で調べたり、友達に聞いたりして「なぜ?」を大切にしています。
Mari:アドバイスを生かそうとする素直さが、今の輝くSerinaさんをつくっているのですね。
最後に、生徒たちへ一言お願いします。
Serina:学年が上がるにつれて、当たり前のように内容が難しくなって、理解に苦しむことも多くなると思います。
でも、この塾には頼れる先生がたくさんいるから遠慮なく、じゃんじゃん質問してください!
分からないことは全然恥ずかしいことじゃない!
むしろ自分の伸びしろなんだから!!
今日できなかったことを明日できるようにすること。それが勉強です。
これからも一緒に、1つ1つのことに向き合って成長していきましょう!
Mari:ありがとうございました。
これからも、子供たちの学力向上や学びのために、サポートをよろしくお願いします。
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