1月25日に行われた、水都国際中の2025年度の適性検査問題が公開されました。(大阪府公式HP)
受検倍率は3.68倍。昨年の4.05倍と比べるとやや落ち着きましたが、受検には隔年現象はつきものなので、2026年にまた高まる可能性があります。
出題傾向を分析します。
検査課題は適性検査1(国語・英語的問題)、適性検査2(数学的問題)、適性検査3(論理的思考力)と例年通りの構成でした。
【適性検査1】
国語的問題が多く、漢字の書きとりをはじめ、文章を読んで選択肢から選ぶものや、本文中の言葉を使って答える一般的な問題に加え、図やグラフを読み取り短い言葉でまとめる問題もありました。昨年同様の問題でしたので、来年以後も同じような傾向が予想されます。
英語の問題は全てリスニング。放送を聞いて、内容に合う絵を選択する問題が5問出題されました。
こちらも例年と同じ出題形式でした。リスニングは短期では向上させにくいので、普段から英語を聞き慣れる練習が重要です。
【適性検査2】
算数的問題も、全て文章題で例年通り。図形や体積を絡めた問題もあるので、各分野を柔軟に応用する力が問われます。
【適性検査3】
例年通り、380〜440字で書く作文問題。
アンケート結果やグラフから、「あなたならどんなイベントを実施しますか」と問いかける内容でした。
書くことが中心の作文でも、資料を正確に読み取り、自分の考えを論理的にまとめる力が必要です。
すべての適性検査は例年どおりでしたが、作文は苦手とする受検生は多く、ご家庭でもフォローの難しい分野ではないでしょうか?
弊社では、志望校の出題傾向に沿って作文の添削サポートにも対応しています。
受検対策に限らず、作文コンクールへの挑戦や推薦入試の小論文など、幅広い記述サポートをしております。お気軽にご相談ください。
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