関西エリアは未だ、国私立中学受験が主流で奈良県も例外ではありません。
奈良県立青翔中、奈良市立一条高校附属中に次ぎ、昨年2023年に県内3つ目となる奈良県立国際中学校が開校されました。
奈良県に限らず、関西圏にも公立中高一貫校が年々増え、「公立中学の受検ってどんなかしら?」と、気になる方も多いと思います。
まずは各校を簡単にご紹介します。
①奈良県立青翔中(定員:80名/偏差値:56)
知性、友情、誠実を校訓とし、豊かな人間性や 社会性を培い、自然科学の分野で社会に貢献し、日本の未来をリードできる人材の育成をめざします。
奈良県初の県立併設中高一貫校として開校し、平成23年以来3期連続SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けています。
②奈良県立国際中(定員:70名/偏差値:52)
2023年に新しく開設された、奈良県立国際高校の併設校です。
国際バカロレア・ミドルイヤーズ・プログラムの枠組みに沿って行われており、これからのグローバル社会で活躍できる人材を育成します。
特に、英語は教員免許を持つネイティヴの教員が授業を行っています。
③奈良市立一条高校附属中(定員:80名/偏差値:57)
Art STEM教育によって文理統合型の「考える力」を身につけ、アクティブシティズンであり、自由に生きることができる「個人」を育成します。
英語、数学、理科の実験などでは、高校教員の授業を受けられるため、より深く学びを得られる場です。
奈良県の公立中高一貫校は、タイプの違う学校が揃っており、バランスがよく、お子さんのやりたいことや得意なことを伸ばせる学校を選ぶことができます。
公立中高一貫校受検のポイントは、適性検査です。
適性検査の問題は、青翔中と国際中は県立ですので奈良県教育委員会で作成し、一部の問題は異なります。
一条高校附属中は、市立ですので奈良市が作成し、前者2校の問題とは異なります。
奈良国際中は2023年に開校されたばかりですので、今年が2回目の入試です。
初年度は倍率が低めでしたが、今後人気は上がることが見込まれます。
他県の人気公立中高一貫校になると、倍率は3~5倍が平均相場。
その点、国際中の2023年の倍率は2.36倍と今が狙い目です。
新設の学校の受検対策は、地元の塾でも情報を持たず、サポートが行きとどかないこともあるようです。
弊社では昨年、初年度合格者を輩出しており、私立の受験対策と公立の受検対策を同時に受講できます。
「公立中高一貫校受検について知りたい」「奈良国際中受検がどんなものか気になる」という方は、お気軽にお問合せください。
【参考サイト】
【関連記事】