来年2025年、遂に愛知県でも、以下4校の公立中高一貫校が開設されます。
■明和高等学校
■津島高等学校
■半田高等学校
■刈谷高等学校
2025年4月に中学1年生になるお子さんからが対象です。
今回は、名古屋の公立トップ高校の1つ、明和高校の附属中受検情報をお伝えします。
明和高等学校は尾張学区屈指の人気校で、名古屋では旭丘に次ぐ学力レベルを要します。
2011年4月より、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)にも指定されています。
普通科(定員80名)と音楽科(20名)が設置されますが、公立中学においてこの音楽科のような専科コースの設置は、全国的にみても珍しいケースとなります。
普通科の選考方法は以下の通りです。
①適性検査(45分×2限)
②面接(1人15分程度)
③志願理由書
④直近の通知表
適性検査と面接の二段階選抜で、まずは一次試験に適性検査を実施します。
適性検査の概要は、小学校学習指導要領の範囲内の知識を活用した、他県同様の教科横断的な問題です。
全問選択式、英語の出題はありません。
公開された適性検査のサンプルは、要チェックです。
↓↓
(https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/488246.pdf)
入試日程が異なる他の国私立との併願は可能です。
一次検査の通過者は160人程度とされ、二次検査(面接)は志願理由書をもとに、最終的な合否判定がなされます。
直近の通知表は「入学決定の参考にする」とされています。
音楽科の選考方法は以下の通りです。
①適性検査(45分×2限)
②面接(1人5〜10分程度)
③実技検査(新曲視唱・聴音含む)
④志願理由書
⑤直近の通知表
面接は教育方針やカリキュラムへの理解、志望動機や6年間を通して音楽を学ぶ意欲が問われます。
音楽科は二段階選抜は行いません。(参照:愛知県公式)
愛知県周辺は国立・名門私立中高一貫校が存在しますが、公立の導入により受検(受験)事情が変わる可能性も考えられます。
その人気の高さ、受検倍率の高さから、「難関私立中学は合格できても、公立中学はなかなか受からない!」と言われるのが首都圏での相場。
中枢都市名古屋でも、数年後はきっと同じ状況になりうるでしょう。
弊社は愛知県の学習塾での経験や愛知県在住の講師陣も多く在籍、東海地方の学校・受検(受験)事情を身近に把握しています。
公立中高一貫校を目指したい、国・私立の対策も気になるなどお問い合わせはこちら
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