2025年4月より、ついに愛知県でも
■明和高等学校
■津島高等学校
■半田高等学校
■刈谷高校
の4校に公立中高一貫教育が導入・開始されます。
(2025年4月に中学1年生になるお子さんが対象)
今回は、刈谷高校附属中受検について解説します。
刈谷高校は西三河で上位を争う進学校です。
地方のいち公立高校でありながら、東大はじめ旧帝大合格者も多数輩出しています。
愛知県と言えば、某大手自動車メーカーのおひざ元でもあり、大学や企業と連携し、科学技術系の人材育成を目的としたスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)にも指定されています。
中高一貫教育となれば、中学校でSSH事業につながる理数分野の基礎力を育て、高校受験を意識しないカリキュラムでより充実した学習環境となるでしょう。
刈谷高校附属中は併設型のため、高校からの入学も引き続き可能です。
高校と隣接し、中高合同の行事や高校の教員とのふれあいにより情報交換もより活発になります。
設置は普通科のみで定員は80名、選考は適性検査と面接の二段階選抜です。
一次選抜の適性検査は、他県の適性検査同様、小学校学習指導要領の範囲内の知識を応用し、教科横断の問題が出されます。
英語は範囲外、解答方法は全問選択式。
公開されたサンプル問題は、出題傾向を探るために要チェックです。
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(https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/488246.pdf)
160人程度を一次通過者とし、15分程度の面接が実施されます。
(参照:愛知県公式)
志願理由書をもとにリフレクション型で実施されますので、書類作りが重要になってきます。
日頃から自身の体験を書き出して整理しておくと、準備しやすくなるでしょう。
「直近の通知表を入学決定の参考にする」とされているため、普段の学校生活や学習の取り組みも大切にしましょう。
入試日程が異なる他の国立・私立は併願可能です。
これまで東海・滝・南山といった私立中学受験が主流だった愛知は、どの学習塾でも各私立の対策コースは充実しています。
しかし今回の公立中高一貫校導入は歴史がなく、対策に不安が残ります。
弊社ではオンラインで全国の受検(受験)をサポートしているため、情報が充実しています。
今回の愛知県の適性検査は全問選択式ですが、都道府県によっては記述式の解答方法もあり、今後出題傾向が変わっても対応できる体制が整っています。
また、志願理由書など書類の作成もコツを押さえた指導を行っています。
受検(受験)対策はもちろん、他県の公立中高一貫校の様子を聞いてみたいなどお気軽にご相談をお待ちしております。
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