公立高校の人気が高いとされる愛知県。2025年1月に、記念すべき1期生の入試が行われたばかりの、半田高等学校附属中受検について知っておきたいポイントをお知らせします。
■志願者数と受検倍率
半田高校附属中は募集定員80人に対して志願者数は395人。倍率は4.94倍。
全国の他都道府県立中学受検と比べても、高い倍率です。
愛知県の教育熱の高さを感じる結果でした。
■半田高校附属中学の特色
半田高校は知多半島の中心部東部に位置する半田市にあります。
知多半島内で上位に位置する進学校として、名古屋大学はじめ、名古屋工業大学や愛知教育大学など、県内国立大に多数合格者を出しています。
「ごんぎつね」の作者の新美南吉が卒業生です。
半田高校は科学技術系の人材育成を目的としたスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)にも指定されており、地元の大学や企業と共同で研究に取り組でいます。
🔳教育理念や学習環境
半田高校附属中学校の教育理念は6年間で「高い専門性と多角的な視点を持ち、挑戦し続けることにより新たな社会を創出する人材を育成する」です。
教育の特色として4つ挙げています。
・「やってみたいを実現するマイプロジェクト (総合的な学習の時間)」
高校で行われているSSHの前段階として、中1・2では自分の興味を開発したり、探究に必要なスキルを身に着けます。中3では高校がSSH事業で取り組んでいる課題研究に挑戦していきます。
・「探究スキルを習得する各教科での学び」
課題設定力、データサイエンス、論理的思考力、批判的思考力、メディアリテラシー、表現力のスキルを習得。
・「国際的な視野とセンスを培う国際理解教育」
体験的な活動を計画していきます。また、世界共通語である英語を使う機会をたくさん設定していきます。
・「社会総がかりで生徒を育てるコンソーシアム構想」
中高の生徒、教員、卒業生、地域の他の中高、地域の自治体、NPO団体、地域の企業、博物館、地域の大学などでつくる「知多探究ネット」を活用し、専門的な方々に知見を深める機会をつくります。
学校生活の特色として、半田高校附属中学校では、複数人のチーム担任制を導入します。その目的は学級運営を主体性と当事者意識をもって行うためです。
また「生徒を主語にした」探究型の授業に力を入れます。複線型授業、自由進度学習、協働学習などを取り入れ、生徒が自律的な学習者になるよう、取り組みます。
そのため定期テストは実施せずにレポートや単元末テストで個人の力を伸ばします。
半田高校附属中学校は6年間を見据えた教育プログラムなので、高校で取り組む課題や勉強を意識した中学生活を過ごすことが可能です。
中学生のうちから興味ある分野の学習に挑戦し、探求スキルを習得できるのが半田高校附属中学校の魅力です。
🔳選考方法
・適性検査Ⅰ、Ⅱ(一次選抜)
・面接(二次選抜)
・報告書
2025年1月に実施された適性検査は、Ⅰ、Ⅱとも選択問題(マークシート)でした。
実際の適性検査問題は、こちらから確認できます。
一次通過者を160人程度とし、二次選抜の面接が15分程度実施されました。
各検査項目の配点比率は非公開ですが、適性検査Ⅰ、Ⅱの高得点が合格には何より重要で、更には公立一貫校の存在意義、半田高校附属中の教育理念などを十分理解していることが大切です。
🔳愛知県立中高一貫校新設について
そして2026年4月に、新たに開設されるのが以下の5校です。
- 豊田西高等学校附属中学校(普通コース)
- 西尾高等学校附属中学校(グローカル探究コース)
- 時習館高等学校附属中学校(普通コース)
- 愛知総合工科高等学校附属中学校(理工探究コース)
- 日進高等学校附属中学校
弊社CbyEDTECHは、2025年2月名古屋市千種区に、スクーリングの学習塾「小中学生の学び方教室カルネ」を開校いたしました。
「カルネ」には愛知県立中学入試対策の専門コースも開設。
長年都立はじめ全国の公立中高一貫校受検(受験)の適性検査や面接、グループワーク指導にあたってきた弊社が、自信をもってスタートさせました。
2026年以降の愛知県立中学受検に少しでも関心のある方は、ぜひ遠慮なくご連絡ください。お待ちしております。
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