2020年度の公立中高一貫校の受験が一区切りつき、受験した6年生たちは、あとは結果を待つだけ…という状況になりました。
受験生のみなさん、またその受験生を応援・支えられたご家族のみなさん。本当におつかれさまでした!
昨日お電話でお話しした北海道の会員さんは、ご本人もお母さまも、
「やるだけやったから、どんな結果でも悔いはないです!
ここからは、もう中学のことを見すえて、また始めないと!」
と、口をそろえておっしゃっていて、清々しく未来を見始めたご様子。
それを聞いてわたしは、このご家族にとっての中学受験は、大成功だったな‼と思いました。
もちろん合格発表はまだ先ですので、それは実質的な合格を意味していません。
ただ、この受験を通して、この生徒は精神的に大きな成長を遂げたのは明らかですし、親御さんもお子さんの努力を認め、どんな結果も一緒に受け止めようと覚悟を持たれたご様子からして、このご家族が、まだまだ続く人生の試練に、また逞しく前向きに立ち向かうだけの強さが備わったのではないか…と感じるのです。
不朽の名作「スラムダンク」というバスケットボールのアニメの中に、チームの監督である安西先生の「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」という名言があります。
この子の試合も終了することはないだろう…と、思えます。
何度でも何度でも挑んでは、点を取り返しにいくのだろうと思うと、これからの生徒の未来が、楽しみで期待と希望に満ちていて、眩しいのです。
受験の合否だけに価値を見出す受験をしたご家庭は、試験が終わって結果が出るのを待っている今頃、きっと「受かっているといいな~」「落ちていたらどうしよう~」と、その結果ばかりが気になって、未だ何も手につかずソワソワしているはずです。
けれど、人事を尽くして天命をまつ、という言葉があるように、やるだけのことはやった、あとはどんな結果でも受入れよう!と覚悟が持てるお子さん・親御さんは、結果がどうであれ、もう未来に向かって歩みを進めようとします。
この差は精神的な強さの差であり、この差が行動の差となり、そして将来本当に大きなとんでもない差になっていくことを、小学生が中学生になり、中学生が高校生になり、高校生が大学生になり…と、長く子どもたちの成長に携わってきた我々には、容易に想像ができるのです。
黙っていたって義務教育、地元の公立中学にそのまま進学できるにも関わらず、小学6年・12歳という幼心が、自分なりの目標をかかげ、果敢に受験という壁に挑んだその姿勢・勇気が、ただただ誇らしいではないですか。
胸を張って、明日への歩みをまた一歩、すすめていきましょう。
保護者の方がアンケートに回答してくださいました。私どもには大変もったいないくらいの感謝のお言葉もございますが、これから公立中高一貫校受験をご検討中の小学生のお子さん・その親御さんは、是非参考にしてみてください。
◈公立中高一貫校受験に関するアンケート◈
Q1.受験の意思を固め、取り組み始めた時期
4年生の終わり頃から考え、本格的には5年生の夏休み後から
Q2.受験校として公立中高一貫校を選んだ理由
娘の希望のバカロレアがある学校だったため
Q3.やっていて良かった、または効果的だった勉強法
小さい頃からピアノコンクールや検定、スポーツで頑張ってきたこ
Q4.使って良かった問題集・参考書等書籍
・アインストーン
・CbyEDTECHさんが作成して下さった問題
Q5.弊社のサポート(サービス)を利用しての感想
残りわずかな期間でしたが、ラストスパートかけるのに、勉強の面でも精神的にもかなりのありがたかったです。
最後、CbyEDTECHのみなさんがいなかったら一次試験をのりこえられなかったと思います