【都立・公立中高一貫校対策】オンラインならまだ間に合う!

今年度、都立・公立の中高一貫校受験へ挑戦しようと考えていた小6のお子さんたちは、緊急事態宣言での学校休校措置により、学習も不安定で、出鼻を挫かれてしまったようなお気持ちだったかもしれません。

 

やっと解除になり、各地域で学校再開に至りましたが、分散登校によりクラス全員で集まることができない学校や、半日登校で授業が1日3~4時間しか行えない学校など、元の生活を取り戻すことはまだまだ難しいのが現状。

 

中学の受験を検討されている6年生とその親御さんたちの心配は、なかなか払拭されません。

 

 

 

今回のコロナの混乱で、オンライン学習・オンライン授業というものが、一気に注目を集めるようになりました。

ただそれは、学校休校による学習障害を補うための手立てとしてであり、受験対策の有効手段としてではなかったように思われます。

 

けれど、ここで声を大にして申し上げたいのが、オンライン学習こそが、都立・公立の中高一貫校の受験対策としては、もっとも向いている学習スタイルであるということ。

 

オンラインの一番の強みは、インターネット環境が整っているという前提にはなりますが、どこにいても、どんな状況下にあっても、安定した学習に取り組むことができるということ。

今回のコロナショックによる学校休校で、いやというほど思い知りましたね!

 

そしてオンライン学習は、安価に(ともすると無料で)、多種多様な学習コンテンツを自由に試すことができる。

時代の変化とともに、こうしたオンライン学習の強みを柔軟に自分のものにしていけるお子さんが、これからの受験の成功を勝ち取っていくのは間違いないことでしょう。

 

受験生が皆、ある程度の時間ボリュームで勉強するというのは当たり前ですが、そこで何が合否を分ける差になっていくかと言えば、結局は量というよりその取り組み方や質の違いになります。

よく、〇〇校に合格するなら▲▲塾に行くべき!なんて言われたりして、結局、募集定員よりもその塾に通う受験生の人数のほうが上回り、その塾から確実に不合格者者が出るという矛盾が生まれます。

他人に勝ちたいのに、他人と同じことをしていていいのだろうか…?

という単純な疑問が浮かびますね。

 

型にはまった一遍通り学習ではなく、お子さん一人ひとりに合った有意義な学習コンテンツを取捨選択し、無駄のない効率的な学びを、このコロナを機に考えてみてはいかがでしょうか?

特に今年の受験生には、それなしに志望校合格は、きっと確かなものになっていきません。

 

 


 

では、都立・公立中高一貫校受験をする子どもたちが、具体的にどのようにオンライン学習を活用すればよいのか?について、いくつかご紹介していきます。

 

オンライン学習と言っても、そのコンテンツは一括りには語れません。

目的に合わせ、使い分けを行うべきでしょう。

 

⑴ 通信教育の企業が提供するタブレッド学習

子どもたちの家庭学習をサポートする「チャレンジ」「進研ゼミ」「Z会」などは、昔っから存在し、多くの方がお世話になった教育ツール。

かつてはテキストなど紙教材と、赤ペン先生とのちょっとした文通気分を楽しめる学習コンテンツが、現在は、専用タブレットによるゲーム感覚で続けられるものへと進化しました。

映像授業をみられたり、ドリルのような反復学習分野は、ゲームをするように遊び感覚で簡単に学習を進めることができます。

 

勉強しよう!と思い立っても、そもそも何をすればよいのかわからない…というお子さんには、自分であれこれ考えなくとも、渡された教材とタブレットを駆使しひたすらに取り組むだけなので、とっかかりやすいと言えます。

 

一方で、いくら良い道具があっても、結局それをやろうとするかしないかはお子さん自身の問題なので、教材タブレットが活用されずそのまま放置…というケースもあるのも確か。

ある程度の親御さんからのアプローチと管理無しには、継続して取り組むというのは難しい側面もあるかもしれません。

 

 

⑵ 学習動画配信サービス(アプリ)

定額を支払えば見放題、という、学習動画配信サービスも増えています。

一番メジャーなのは、やはりスタサプこと「スタディーサプリ」でしょうか。月額1980円で、様々な科目が学べるのであればお得感がありますね。

動画視聴時必要な教材を購入することもできますが、ご自宅でプリントアウトして(無料)使用できるのも、お手軽で良いです。

 

ただ、コロナの学校休校措置期間が長引き、各市町村がそれぞれ独自のツールで学習動画配信を無料提供したことで、

「そもそもコミュニケーションのない一方的な動画配信に、お金がかかるの??」

という感覚をもたれるようになった保護者の方も少なくはないはずです。

 

これからは、学習動画配信の無料化は当たり前の感覚になっていくのではないでしょうか。

 

 

 

⑶ YouTube動画

正直なところ、現在、誰でも簡単に動画をネットにアップできる時代。

民間教育機関が作成した学習動画より、クオリティーが高くわかりやすい、そして無料の学習動画が、YouTubeには溢れています。

 

例えば、都立・公立中高一貫校、適性検査には直には関係なかったり、または一部の国際系の一貫校であれば役に立ちそうなこのYoutubeチャンネル。

 

子どもたちが大好きなハリーポッターから、ハイテンションのルパ先生が、面白おかしく英語を教えてくれるので、動画でありながら親しみやすい!

近年、適性検査に英語の検査を導入する地域も増えているので、週1、2回の英会話を習いにいくだけでなく、こうしたもので英語を耳にする機会を増やすことは、今後の英語学習に大いに役立ちます。

 

▲Rupa sennseiのYOU CAN!

 

 

 

理数が得意・好きなお子さんには、こちらのチャンネルがおすすめ。

もともとは高校生に推奨していた「ある男が授業をしてみた」シリーズ。

無駄のない簡素化されたわかりやすいハイチさんの授業は、大人が見てもすんなり頭の中にはいってきます。

 

しいて言えば、いかにも予備校らしいスタイルの授業であるため、内容が良くても、特に算数が苦手な小学生には、堅苦しく退屈に思われてしまうかもしれません。

 

受験を意識した意識の高い小学生なら、予習や復習に活用すると、きっとためになるはず!

 

▲とある男が、授業をしてみた

 

 

このように、お金を支払わずとも、授業動画であればフリーに選び放題ですし、自分に合うものを好きに見ればよいだけであるYouTubeの存在は、これからますます子どもたちの学習には欠かせないもになりそうですね!

 

 

⑷ CbyEDTECH・家庭学習管理

学習するための優れたコンテンツや道具はもはや溢れています。

弊社が最も注力していることは、子どもたちに適切な家庭学習のプランを提案し、それを遂行させること。

そのために進捗管理を、アプリなどのシステムではなく、指導経験豊富なスタッフたちが、直に子どもたちとコミュニケーションをとりながら行っています。

 

塾に行くより頻度高く、塾に行くより事細かく蜜に、家庭学習へのアドバイスと改善指導を行い、とにかく学習習慣をしっかりと定着させるためのサポートを行っています。

 

 

 

モノはある、でもなかなか自分一人ではうまくできない・続かない…

と悩む受験生がいれば、我々が学習カリキュラムを組み、それを実行できるよう直接的なサポートを行いますので、コロナの影響による心配も残りますが、ここから残り約8か月の限られた時間の中での受験勉強を、あきらめることなく、実りあるものにしていきましょう。

夏休みを迎える前に、お気軽にご相談・お問合せください。

 

【関連記事】

どうなる?!令和2年度・公立中高一貫校受験 ー今こそオンライン学習へ

 

【オンライン学習のすゝめ】小学生にやらせるべき勉強・おすすめYouTubeチャンネル

 

【オンラインで公立中高一貫校対策】2022年度以降、仙台二華中・古川黎明中の適性検査に英語が出題!?