【家族と見てきた世界のリアル】Maiaと巡るディープな世界旅行 -No7, ローマ編

こんにちは! CbyEDTECH・子どもコラムニスト、“Maia”です。

 

ローマは永遠の都、長い歴史を持ち、ローマ帝国の中心となり栄えた場所です!

私は今年6月、そんなローマで行ってみたかった場所へ行き、やってみたかったことを経験することができました。

それは、コロッセオやパンテオン、トレヴィの泉のプリシラのカタコンベであり、本場のパスタです。

 

 

 

コロッセオの歴史には、良い面と悪い面があります。

良い点は、昔のエンタメのために作られて、昔の文化として残っていることです。

また、悪い点はカトリック教徒が脅されてみんなの前で殺されたことや、動物が死んでしまったことです。

 

コロッセオでは、舞台の仕組みや収容人数などを教えてもらいました。

かつては5万人近くが入れて、舞台裏と舞台がありました。

舞台裏では、人々を感心させるために珍しい動物を保管または飼育、自分の領地から輸送させていました。

その時動物が死んでしまう可能性が高くて、たくさんの象やライオンが殺されてきました。

 

 

 

舞台の下にある装置を使い、舞台に剣闘士が飛び出す演出もありました。

6ヶ月ほどのトレーニングの後、戦い始めたそうです。

彼らは今で言う有名人でした。皇帝が劇を計画してから、劇のチケットは裕福な人がもち庶民に招待として渡していました。

 

 

パンテオンはバシリカ(カトリックの教会)のように建てられており、ドームの形と天井からの光はイスラエルの聖墳墓教会を思い出させるつくりが印象的でした。

パンテオンには、イタリアを統一したヴィットーリオ・エマヌエーレ2世や、後にイタリアの芸術の様相を変えた有名なルネサンス芸術家ラファエロなど、重要な人物の墓がありました。

 

私はバチカンで彼の作品を見ましたが、彼の弟子たちの作品が彼の芸術と同じくらい素晴らしかったので、感動しました。

 

 

トレヴィの泉はコインの伝説で有名で、後ろ向きに立って硬貨を投げ入れると願いが叶うというものです。

他にも、コインを投げるとまたローマに戻ってこられると言う伝説があります。わたしの母も、20年前コインを投げた経験があると言います。

 

トレヴィの泉には、写真では伝わらない凄さがあります。

街のど真ん中にドーンと構えてあるからかもしれませんが、周りの建物を上回るような輝きがありました。

写真では伝わりにくいですが、銅像の詳細な動きや、層のバランスが魅力的でした。

 

 

 

ローマの街は都会で、ミラノと比べると栄えていませんが、ナポリやもっと南の場所よりは公共のものや家などの建造物が発展していて、暮らす人々も最新の携帯電話を使い、進んだ都市であると感じました。

 

 

しかし、ナポリでも見ましたが、ホームレスも多く、ゴミをあさったりお金を目当てに歩き回ったりしている人も少なくなかったです。

また、スリも多いことで有名なため、気をつけて過ごしました。

ガイドさんが最近のスリ事情を教えてくれました。

比較的若い女性たちが、高価なものを身に着け、観光客に混ざっているのだそうです。

 

現地の人は見た瞬間わかるそうで、スリを威嚇して行動を起こすようにしているそうです。

最近では、スリに怒ったおじさんが、スリを蹴り飛ばしたり、駅で電車の外に投げてしまったりするほどで、現地の人もうんざりだと言っていました。

 

 

プリシラのカタコンベにも行きました。撮影禁止で、写真は撮れませんでした。

 

昔は、キリスト教徒の死者を埋葬するために使われていました。

キリスト教では復活を信じているため、遺体を焼かずに丸ごと埋葬するのが伝統ですが、当時はキリスト教が犯罪だったので、人々は伝統に従うことができませんでした。

しかし、プリシラカタコンベは、プリシラと言う土地を持っていた女性がキリスト教に改宗したときに寄贈された土地です。多くの聖人や信者が埋葬されています。

プリシラのカタコンベで、私はマリアと幼子イエスの世界最古の肖像画を見ました。

そして次の聖句で知られる羊飼いの姿をしているイエスを見ました。

 

「わたしはよい羊飼いです。わたしは自分の羊を知っており、わたしの羊もわたしを知っている。父がわたしを知っており、わたしが父を知っているのと同じように。わたしは羊のために命を捨てる。わたしには、この羊小屋にいない他の羊もいる。」 「私も彼らを連れて来なければなりません。」

 

肖像画は、埋葬されていた家族の墓の上のアーチに刻まれていました。

イエスの周りには、孔雀とウズラが描かれていました。

他の意味合いとしては、肉が腐らないことから永遠を表す孔雀と、地球を表すウズラも描かれていていました。

いまだに、肖像画で描かれているのがキリスト様だと判断する決め手が、孔雀とウズラであるそうです。

 

 

プリシラのカタコンベは、歴史的証拠の1つとなる前に、戦争中にナチスからユダヤ人を守るために隠れ家として使われて使っていました。

また、戦争中は信者の隠れ家として使われていたために、負のエネルギーを想像していましたが、行ってみると実際は違いました。

 

 

ローマは、古代ローマ、ルネッサンス、現在がうまく混ざりあっていて、建替や改築を行わず、街にあまり手を加えず、既築の状態を保っているのが分かりました。

 

ガイドさんも言っていましたが、ローマの歴史はとても長く、「100年」と聞いても最近のことに聞こえて、時間の感覚がなくなるくらい昔の物などが保存されていて、まるでタイムトラベルしたようです。

 

ローマはイタリアのほんの一部で、南北で人柄もおっとり性格とハキハキした性格と真逆で、食べ物の主食もパスタとクスクスとで違うそうです。

 

イタリアは何回訪れても学びがあり、また別の国に来たような新鮮な気持ちになります。

チャンスがあればぜひ、1都市1か所だけでなく、南北をまわり、さまざまな面でイタリア観光を楽しんでみてください。

 

 

 

 

 

 


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