【オンラインで大学受験対策】多様化する推薦入試制度

 

大学受験にも、さまざまな推薦入試制度があることをご存知ですか?

 

国立大にも推薦枠はありますが、数は多くありません。

しかし近年、私大の推薦枠は増えており、とても身近な受験方法になりつつあります。

弊社では、学力試験だけでなく、こうした推薦入試を活用した受験方法も選択肢の一つとして提案し、子どもたちが選べるようにしています。

 

推薦枠で受験することで、学力以外の分野でも評価してもらえる場合があり、本来の模試データからみる自分のレベルより高い大学にも合格できる場合もあるんです。

推薦の種類は、主に4つ。

➀指定校推薦

②学校推薦

③公募推薦

④自己推薦

 

指定校推薦は、大学側から高校側に確約された入試枠ですので、受ければほぼ受かるという仕組みのもの。

出願条件として「評定平均〇.〇以上」など、高校の成績(内申点)が大きく関係します。

 

注意点として、毎年必ず同じ大学・学部からの推薦枠があるとは限らないので、過去先輩たちの前例はあてになりません。校内審査もあるため、希望者が複数人いれば、当然もれてしまう受験生もいるので、確かではありません。

 

次に、学校推薦公募推薦です。

学校推薦はその名のとおり、出願時には学校長からの推薦書が必要ですから、出願には学校側からの許可をもらわなければなりません。

公募推薦は、基本的には自分の意志で出願することができますが、形式上、学校長の推薦書を伴う場合があります。比較的出願しやすい推薦枠です。

 

最後に、自己推薦です。

出願条件さえ満たせば、自らの意思のみで出願できますし、極端に言えば、高校への報告も必要のない出願方法です。(実際はほとんどの受験生が学校に伝えていますが、許可をもらう必要はありません。)

 

一例ですが、2024年度の青山学院大学の英米文学科は、「英検準一級以上」や「TOEIC730点以上」など、他にも英語に関する資格やスコアの基準があります。

これらは、受験用にすぐ取得できるようなものではなく、積み上げが必です。

 

前もって受験資格をチェックしておいて、受験勉強に余裕があるうちに取得しておきましょう。

 

 

推薦入試は、小論文、プレゼンテーション、口頭試問などがあり、偏差値レベルでは届かない大学でも、お子さんの強みを生かして志望校合格を掴み取ることができる場合がある一方、偏差値が55以上程度のレベルが高い大学の場合は、推薦入試であっても共通テストの結果を用いるケースもあります。

 

どの推薦入試にも、それぞれの求める人材としての必要条件があります。

試験時期も11月~12月と早いので、推薦での出願を検討される方は、早め早めに情報をチェックして、しっかりと準備をしましょう。

 

【参考サイト】

青山学院大学

 

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