全国で公立中高一貫校が導入される中、今年2025年、愛知県に遂に4中学が開校し、高い受検倍率の中、各中学で合格をつかみ取った1期生たちが誕生しました。
今回は、この1月初めて行われた刈谷高校附属中受検の入試について解説します。
■志願者数と受検倍率
初の愛知県立中学受検で、一番多い志願者数だったのは名古屋市にある明和高校附属中学校の普通コースです。
募集定員80人に対して志願者数は1364人、倍率は17.05倍となりました。
次いで多かったのが、刈谷高校附属中学校。
定員80人に対し志願者数は818人、倍率は10.23倍でした。
東京都立中学を含め、全国の他都道府県立中学入試と比較しても、極めて高い受検倍率です。
🔳刈谷高校附属中学の特色
刈谷高校は西三河のトップクラスの進学校です。
県立第八中学校として創立以来、地方のいち公立高校でありながらも、東大はじめ旧帝大合格者など、全国に活躍する卒業生を送り出しています。
刈谷高校は大手自動車メーカーのおひざ元でもある豊田市にも近く、大学や企業と連携し、科学技術系の人材育成を目的としたスーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)にも指定されています。
中高一貫教育となれば、中学校でSSH事業につながる理数分野の基礎力を育て、高校受験が必要ない分、専門性の高い充実したカリキュラムで学ぶことができるでしょう。
🔳指導方針や学習環境
大きな特色は少人数・習熟度別の指導です。
個々の理解度によって差がつくことを防ぎ、細やかに基礎の定着を促します。
それによって「勉強についていけない」と悩んでしまう生徒を減らし、自己肯定感を保ちながら前向きに勉学に励む仕組みとしての作用も期待できます。
また、中学校の免許を持った高等学校教員の配置を計画しています。
指導にあたる教員は、幅広い知識とスキルが必要になることでしょう。
🔳入学選考方法
・適性検査(一次選抜)
・面接(二次選抜)
・報告書
今年2025年に実施された適性検査は、マークシートの選択問題で、外国語(英語)の内容は出題されませんでした。
実際の適性検査問題は、こちらから確認できます。
↓↓
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/aichi-manabi/r7-tekiseikensa.html
160人程度を一次通過者とし、15分程度の面接が実施されました。
各検査項目の配点比率は非公開なので、それぞれのボーダーなども不明ですが、適性検査の得点が最も重要なのは明らかです。
児童会や委員会などを担う、どんなに積極的で目立つようなお子さんでも、一次の適性検査が通過できなけければ、面接でそれらの力を発揮するチャンスさえありません。
まずは適性検査の出題傾向やレベルを把握し、それに見合った適切な学習を進めていきましょう。
🔳2026年度新設の県立中高一貫校について
そして2026年4月には、以下5校が新たに開かれます。
- 豊田西高等学校附属中学校(普通コース)
- 西尾高等学校附属中学校(グローカル探究コース)
- 時習館高等学校附属中学校(普通コース)
- 愛知総合工科高等学校附属中学校(理工探究コース)
- 日進高等学校附属中学校
これからもますます愛知県の中高一貫校の人気は熱を帯びそうです。
この2月、弊社CbyEDTECHは、愛知県名古屋市千種区に、スクーリングの学習塾「小中学生の学び方教室カルネ」を開校いたしました。
愛知県立中学入試対策の専門コースも開設しました。
全国の適性検査や面接・グループワーク指導にあたってきた弊社が、満を持して開校した「学び方教室カルネ」。
2026年以降の愛知県立中学受検をご検討されている方は、ぜひその対策の仕方や勉強の仕方を、お気軽にご相談くださいませ。
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