【オンラインで岡山県立中学受検対策】岡山操山中・大安寺中・津山中・倉敷天城中・後楽館中受検を解説!

 

この数年、弊社にも年々公立中高一貫校受検の問合せが増えている岡山県。

地方の中でも、教育熱の高い地域です。

 

岡山県内に開設されている県立・市立の中高一貫校は、以下の5校です。

 

・岡山県立岡山操山中学校

・岡山県立岡山大安寺中等教育学校

・岡山県立津山中学校

・岡山県立倉敷天城中学校

・岡山市立岡山後楽館中学校

 

 

令和7年度の志願者数と受検倍率

 

2025年1月に行われた志願者数等は以下の通りです。

 

募集数志願者数今年度倍率前年度倍率
県立岡山操山中学校

120

372

3.1

2.9

県立岡山大安寺中等教育学校

160

404

2.5

3.0

県立津山中学校

80

120

1.5

2.2

県立倉敷天城中学校

120

287

2.4

2.3

市立岡山後楽館中学校

80

115

1.4

1.8

 

受検倍率は2~3倍と全国相場ですが、募集定員が120、160名と他県の中学より多いことで緩和されています。

 

 

各学校の特色

 

5校の中高一貫校の特色を簡単にご紹介します。

 

 

・県立岡山操山中学校

 

平成14年に開校した、初の県立中高一貫校。文化祭は高校と合同で行われ、学年を越えた縦の交流が活発です。

 

教育目標は「高い志」「確かな学力」「豊かな人間性」を持った生徒の育成。「未来航路プロジェクト」では体験学習を通して、伝える能力や問題解決能力を身に着けていきます。

 

操山高校の進学実績は毎年岡山大学に40名近く輩出する実績を誇ります。令和6年度の岡山大の合格者は38名でした。

 

 

 

・県立岡山大安寺中等教育学校

 

岡山県立で唯一の中等教育学校。中高を隔てない6年間を通じた系統的な教育ができるのが特徴。

 

1.高い目標を持ち、その目標の実現に向けて主体的に取り組むことができる生徒の育成

 

2.協調性や思いやりの心を持って、グローバル社会に貢献しようとする生徒の育成

 

3.豊かな教養と品性を備え、世界でリーダーとなる生徒の育成

 

の3つを教育目標に掲げ、進学実績は県内トップクラス。

毎年国立大に100名近く合格者を輩出。令和6年度は東大に13名、地元岡山大学に25名でした。

 

 

・県立津山中学校

県北にある津山市にある津山高校の併設型中高一貫教育校として平成27年に開校。

 

教育目標として「確かな学力」「豊かな人間性」「心身の健やかな成長」を掲げます。

 

津山高校の卒業生にはミュージシャンであるB’zの稲葉浩志さんがいます。

 

高校の進学実績は、毎年国立大に100名以上を輩出し、令和6年度は142名の国立大合格。中でも地元岡山大学には、41名の合格でした。

 

 

 

・県立倉敷天城中学校

 

倉敷市にある併設型中高一貫教育校で、毎年志願者数が多い、人気の学校です。

 

6年間を見通した計画的な教育で、確かな学力を定着させるとともに、「サイエンス」「グローバル」「AMAKI学」といった学習が特徴です。

 

 

倉敷天城高校の進学実績は近年国立大に100名以上。中でも岡山大学には例年30名以上の実績があり、令和6年度は32名、東京大学には2名の合格者がいます。

 

 

 

・市立岡山後楽館中学校

 

平成11年に全国初の公立の中高一貫教育校として開校しました。岡山駅から徒歩13分と通いやすい立地にあります。

 

制服はなく、チャイムも鳴りません。自主的に時間を意識した生活を送るためです。

 

後楽館高校の進学実績は近年4年制大学に40名程進学しています。

 

大学進学以上に、中高6年の学校生活で、自発・自立といった将来本当に必要な力を身に着ける教育に重きを置いている印象。

 

 

🔳選考方法

 

県立4校の入学者選抜方法は、以下の資料で判断します。

 

・調査書(小学校から提出)

・適性検査Ⅰ、Ⅱ

・面接(集団面接)

 

面接は適性検査後同じ日に行われ、受検者全員が受けます。

 

県立中学の適性検査適性検査Ⅰの実際の問題はこちら

 

県立中学の適性検査Ⅱの実際の問題はこちら

 

適性検査は記述式です。思考力や思考過程、判断力、表現力などを検査を通して判断されます。

 

問題の情報量は多いですが、比較的問題数が少なく、過去問演習など十分な対策をすれば合格は狙える問題です。

 

 

弊社CbyEDTECHは長年都立はじめ全国の公立中高一貫校受検(受験)の適性検査や面接、調査書指導に実績があります。

 

岡山県立中学受検に関心のある方、挑戦してみたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

お問い合わせ

 

 

【関連記事】

【オンラインで公立中高一貫校対策】岡山県にはなぜ公立中高一貫校が多いのか?

【オンラインで教える!】悩ましい子どものスマホ利用のトリセツ

【オンラインで都立・公立中高一貫校対策】受検の適性診断を受けてみませんか?