全国各地に在籍する会員・子どもたちの学習指導や受験サポートにあたる、CbyEDTECH・オンラインスクールのサポートメンバー、講師をご紹介!
今回は、Rinに、Mariがインタビュー。
Rin (リン)
CbyEDTECH・理系講師
2021年まで、北海道大学農学部生物機能学科で、酵素学を学び、現在は大阪大学工学院に進学し、生物工学を専攻し細胞工学を学ぶ。
これまで学んできた栄養・衛生・微生物に関係する知識や、それらの工業化の知識を生かせるよう、将来は、食品業界への就職を希望する。
山本真梨(ヤマモト マリ)
㈱CbyEDTECH 代表
Mari:りんさんは、現在大阪大学工学院で学んでいますが、以前は北海道大学農学部で、札幌に一人暮らしをして学生生活を送っていましたね。
生活は随分と変わりましたか?
Rin:はい。以前は札幌で一人暮らしでしたが、今は関西に戻り、実家から通学していますので、家族がいることで、食事面・メンタル面ともに安定しています。
大学のころは研究室も忙しく、身の回りのことや家事との両立を頑張らなければなりませんでしたが、実家に戻り、ヒトと食事をとることの大切さを実感しています。
Mari:若いうちの一人暮らしも、大事な経験の一つだと思いますが、家族あっての健康維持だったことにも気づいたのですね。
一人暮らしのときは、食事をどのようにしていたのですか?
Rin:おもに自炊でした。
料理が大好きなので、それを休日の楽しみにしていました。
Mari:北海道には美味しい食材がたくさんあったでしょうから、作るのもきっと楽しかったでしょうね。
Rin:はい、自分でパンを焼いたりもするんですよ!
あとは自分で作るだけではなく、外に美味しいものを探しに行くことも好きです。
神戸に戻った今もそうですが、SNSでお店を調べたり,ご当地料理を食べに旅行に行ったり,カフェ巡りをすることが趣味です。
Mari:家族と離れ淋しくもあったでしょうが、一人暮らしという環境が、お料理の腕を上げましたねきっと。
地元関西から遠く離れた北海道へ渡り、お友だちを作ったり交流したりはどのようにしたのですか?
Rin: ゴルフやバレーボールなどのスポーツも大好きで、サークルで友人らとアクティブに交流することもできました。
Mari: そんな、勉強と家事と趣味とで多忙のりんさんが、この仕事に関心をもち始めたきっかけや理由について教えてください。
Rin:大学受験に際して,私自身、学校の先生や塾の先生方にたくさんお世話になりました。その中でやはり嬉しかったのは、集団授業を受けているときよりも,職員室で個別に質問対応してもらえる時間でした。
質問に対応していただいた後に、勉強の仕方の相談や,他愛のない話を聞いてもらうのが、勉強詰めの受験期の楽しみとなり、モチベーション向上にも繋がりました。
そのような経験から、わたしも一人ひとり、個人の勉強に寄り添える存在になりたいと思い、講師を始めさせていただきました。
Mari:経験があるからこそ、弊社の生徒たちの気持ちも理解できサポートしてもらえるのは、とても頼もしいです!
個々のつながりや信頼が築きやすいのが個別指導の良いところですよね。
これまでの授業や生徒に対応する中で、何か象に残っていることはありますか?
Rin:最初は目が合わなかった子と、目を見て授業できるようになったとき,少し心を開いてくれたのかと思い嬉しくなりました。
Mari:それは嬉しい瞬間ですね!初めはお互いに緊張するものですが、こちらが垣根を作らず接することで、生徒たちも心を開いてくれます。
信頼関係を築く第一歩ですね。
りんさんは、受験などで苦労したことや大変だった経験はありますか?
Rin:大学入試の時、数学の応用力がつかないと苦しみました。
センター試験レベルを解けるようになっても、二次試験レベルの問題になかなか対応できず、模試の結果も思わしくなかったです。
先生にいろいろな演習問題をもらって、かなりの数の問題をこなしました。
解き方のパターンを覚えたことでなんとか克服できました。
Mari:大学入試に限らず、小学生も中学生も、数学ではたくさんの数、問題演習をすることは本当に大切ですよね。
効果があった勉強方法やおすすめ問題集などがあれば教えてください。
Rin:英語は、ある程度文法を学習し、慣れてから、高校3年生の約一年間はほとんど長文を読んでいました。
長文を自分で文法展開して読み進めることで、読解力と文法力を同時に鍛えました。
化学と生物は同じ問題を繰返し解いて記述問題は答えを暗記するようにしていました。
高校生には、化学「重要問題集(数研出版)」がおすすめです。
Mari:「重要問題集」は、わたしもこれまで大学受験生と接する中で、旧帝大合格者の王道とも呼べる問題集の1つだと思います。
英語は配点の高い長文で得点を稼げるようになると、偏差値もぐっと上がるので、やはり長文読解に時間をかけられるいいのですね。
もちろんその前段階で、文法学習をある程度終えておくというりんさんのような逆算的な計画性は必要ですが…ぜひ生徒たちにも伝えてあげてください!
りんさんは、勉強する上で大切だと考えていることはありますか?
Rin:些細なことですが、分からない問題も時間をかけてゆっくり向き合えば,必ず理解できると思っています。
理解できたとき、「自分はできなかったときより前進している!」と思うようにして、小さな成長も実感することを大事にしています。
Mari:成長や成功を実感しながら進めていくことは、確かにモチベーションにもつながります。
生徒たちも小さな成長を積み重ねられるよう、ぜひこれからも力を貸してください。
最後に生徒たちに一言お願いします。
Rin:みなさんにとって、解けない問題があったら落ち込む前に
「あの人に聞いてみよう!」
と思いだしてもらえる様な、そして解けるようになったら思い切り自慢してもらえる様な、そんな存在になりたいです。
一緒に頑張りましょう。
Mari:ありがとうございました。
これからも、貴重な実体験に基づく、子どもたちへの温かなサポートを、よろしくお願いします。
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