全国各地に在籍する会員・子どもたちの学習指導や受験サポートにあたる、CbyEDTECH・オンラインスクールのサポートメンバー、講師をご紹介!
今回は、Minamoに、Mariがインタビュー。
Minamo (ミナモ)
CbyEDTECH・理系講師
高校時代は、塾や予備校へは行かず独学で受験勉強し、見事、現役で国立・三重大学へ合格。
現在は、工学部総合工学科応用科学コースへ通う4年生で、有機化学を専攻。私たちの生活に役立つような新規の有機化合物を合成し、それがどのような機能を持つのかを測定するような研究をしている。
将来は企業の研究職に就き、その研究での学びを生かしたいと考える。
化学の力で製品をより良いものにするにはどのような企業がよいのか模索中だが、自身の日焼けしやすい体質などから、塗り直さなくても効果が長時間持続するような日焼け止めを開発したいという夢を密かに持ちながら、充実した学生生活を送る。
山本真梨(ヤマモト マリ)
㈱CbyEDTECH 代表
Mari:みなもさんは大学4年生で、間もなく院への進学も控えていると聞きましたが、現在はどのような学生生活を過ごしていますか。
Minamo:大学では化学を専攻し、4年生で研究室に配属されました。
そこでは、まだ誰も作ったことのない化合物の合成に取り組んでいます。
毎日の研究活動は継続的なものなので大変ですが、やりがいもあってとても楽しいです。
Mari:愛知県のご実家から通学しているそうですが、県をまたぐ通学は大変ではないですか?
Minamo:実は、自宅から大学までは片道2時間かかるんです。
この4年で随分通い慣れたとはいえ、いまだに遠いと感じています。
ただ、どんなに疲れていても、帰宅すると家族が温かいごはんと一緒に出迎えてくれるので、本当にありがたくて嬉しいです。
Mari:子供のころは当たり前だと思っていたことでも、自分が成長するにつれ、だんだんとそのありがたみが分かるようになりますよね。
大学での勉学のほかに、取り組んでいることや趣味などはありますか?
Minamo:歌うことが大好きで、アカペラサークルに所属しています。
大学のサークルは中高生の部活とは違って、主体的に動かないと何も始まらないので、初めは戸惑いました。でも、今では自分のやってみたい!と思うバンドを作ることができて、とても充実しています。
Mari:アカペラは伴奏など音楽がない分、歌う人たちの歌唱力が問われますよね?すごいと思います!
Minamo:歌うにあたっては、楽譜をアレンジするのを、大学に入って新たに挑戦したのですが、初めて自分の作った楽譜がメンバーの声で形になる瞬間の感動が忘れられず、今では10曲以上制作しています。
大学祭をはじめさまざまなイベントに出演して、見て聴いてくださる人たちを楽しませられるような演出をいつも考えていて、それもまた醍醐味です。
Mari:すごく熱心に取り組んでいることが伝わってきますね!好きなことに一生懸命になれるって、素晴らしいことだと思います。
そうした中で、弊社のお仕事にも大変熱心に取り組んでもらっていて、とてもありがたいです。
弊社にかかわるきっかけなどを教えてもらえますか?
Minamo:もともとスクーリングの個別指導塾で、対面型の授業をする講師としてアルバイトしており、そこの塾長からの紹介でこのお仕事にめぐりあいました。
オンラインの塾の存在をそのときはじめて知り、どういった感じなのだろうと興味を持ちました。
Mari:みなもさんがこれまでオンラインで授業をする中で、印象に残っていることややりがいを感じたことなどはありましたか?
Minamo:はい。自分の知識で誰かの役に立てるということがとても嬉しくて、やりがいを感じています。生徒を見ていて、以前はできていなかったことができるようになって、その子の成長を身近に感じると、このお仕事をやっていてよかったなと思います。
Mari:毎週授業をしていると、子どもたちの小さな変化をたくさん見ることができますよね!
みなもさん自身は勉強で苦労した経験はありますか?
Minamo:はい。大学入試の勉強をしているとき、模試の結果が全く上がらなくて、志望大学はいつもE判定でした。周りの友達はとても優秀で、テストの度に劣等感を感じてしまうこともつらかったです。当時はまぶたの痙攣が続くほどストレスを抱えていたのだと思います。
Mari:心と身体を維持しながら勉強するのは、多くの受験生にとって大変なことです。
でもみんな、それを乗り越え今の楽しい大学生活があるのですね!
当時の受験勉強で、効果的だった方法や問題集などがあれば教えてください。
Minamo:二次試験対策で、数学は学校でもらっていた青チャートをただひたすらに解いていました。はじめは応用問題ばかり解いて、わからなくてやる気がなくなってしまうといった悪循環に陥っていました。
でも過去問を分析すると、自分の目指す大学は、標準的な問題を確実に解けた方が有利だということに気づき、チャートの中の標準レベルに的を絞って取り組んだら、少しずつできるようになっていることを実感することができ、「数学楽しい!」と思うことができました。
背伸びをしすぎず、プライドを捨てて、自分に合った難易度で取り組むことが大切だと思います。
Mari:それに気付けたのは、本当に素晴らしいですね。
わたしたちも多くの受験生たちをみてきてきた中で、なかなか伸びない子の原因として、自分に合わないレベルの問題に時間をかけていることが挙げられます。
分からいものにひたすら時間だけかけたり、分かったふりをしていたりしても、成績は伸びませんね。
みなもさんの好きな言葉や信念は何でしょう。
Minamo:「初志貫徹」!
やると決めたことは最後まで貫き通すようにしています。
ゲームも一度始めたら自力でいけるところまで攻略しないと気が済まないタイプです。笑
Mari:その意志の強さで、楽しい事も苦しい事も、これまであらゆることを乗り越えられたのですね!
では最後に生徒たちへ一言お願いします。
Minamo:「今」を思いっきり楽しんでください!
Mari:ありがとうございました。これからも、子どもたちの学力向上に向け、サポートのほどよろしくお願いします。
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