公立中高一貫校受検で提出する願書には、志願理由書があります。
志願理由には、入学後学校生活で取り組みたいことや、将来の夢や希望、進路についての希望などを書くのですが、「どんなことを書いたらいいのかわからない」「書き方を教えて欲しい」というご相談をよくお受けします。
弊社では、公立中高一貫校や私立中学を受検する生徒に、志願理由書の書き方も、しっかりサポートしています。
今回は、その基本的な書き方のパターンを3つご紹介します。
■パターン1
将来の夢や目標から逆算して、こういう勉強がしたいからこの中学校に入りたいという構成の仕方です。
受検生本人にはもっとも書きやすいパターンですが、出願する7割程度のお子さんがこの理由を述べるため、ありきたりになりがちです。
■パターン2
人から聞いた情報や自分が経験した内容から、この中学に入りたいという構成です。
例えば、「お父さんやお母さんが〇〇という仕事をしているから」や、「社会科見学で〇〇な仕事を体験してみて」、「兄弟や近所の子が〇◯中学校に通っていて、私もこういう経験がしたいので」など。
人から直接聞いた情報や自分が体験した情報は、独自性のある内容です。
■パターン3
学校の理念や方針に寄り添った内容で構成するもの。
例えば、学校の説明会で聞いた話や、学校のHPを見て理念や方針などから1つフォーカスし、お子さん自身が共感できることについてを書きます。
このパターンを選ぶメリットは、学校のことをきちんと調べてから面接に臨める点です。
どのパターンを選ぶとしても、大切なことがあります。
それは、細かく具体的に書くことです。
例えば、勉強を頑張っているなら科目名、部活を頑張っているなら部活名、志願校のここを頑張りたいなどならば、プログラム名など。
そして、書ける漢字はどんどん漢字で書きましょう。
また、用紙はあらかじめコピーを取り、下書きをし練習してから清書しましょう。
書く内容もですが、文字のバランスなども含め、書いてみないとわからないこともあります。
着手してから完成するまで、推敲を踏まえると日数を要するので、締切まで時間に余裕を持って取り組むようにしましょう。
弊社では、構成などのアドバイスや、何度でも繰り返し添削し、清書までサポートするTEKIKENクラスがございます。
詳しくは下記フォームにてお気軽にお問い合わせください↓↓
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